経験から学んだ、プログラミングを辞めないために作る環境

Code Life

以前書いていたブログのリライト?です。
前回は2016年に記事を書いていて、基本的に今と変わらない部分が多かったので、本質的な内容はそのまま残しています。

この記事の目的

この記事の主題は、僕がこれまでに考えてきた、プログラミングやその他のことを長く続けるにはどんな感覚が重要なのかを紹介します。その環境を自発的に作れれば、飽きずに楽しく、長く続けられると思います。これからプログラミングを始めたいと思っている人に参考にしてもらえればと思います。

僕はもともと色んな趣味(インドアに限る)に手を出す人間なので、飽きることもたくさんありました。楽曲制作、動画制作、ゲーム制作、色んなものに手を出してはある程度のところで辞めてしまっています。それ自体は悪いことではなかったと思っていますし、その経験から辞めないために必要なことの共通点を見つけることができました。

その共通点を上げてみると、下記のようになります。

考えて何かを解決したり、良くしたりする

「自分の好きなこと」になってきますが、自分のはたらきによって何かを解決したり良くしたりできると満たされるので、そういうものは続くし、そうでなければすぐに飽きる傾向にあると思います。やってる意味がない、と思ってしまいがちです。
プログラミングはその点、ほとんどが何かを良くしようというところからスタートするので、これを満たしやすかったんだと思います。

目的や動機がある

クリエイティブな趣味や仕事(動画制作、ゲーム制作、各種デザイン)などは、何かを表現する手段なので、当然目的がないと結構続けづらいです。目的の中には「自分の中にある何かを表現する」というのもありますが、なにか題材があるに越したことはないので、それが上手く見つけられなかったものは飽きやすいといえます。

僕はプログラミングは勿論、Webデザインやロゴデザインは仕事にしたり、ロゴのモチーフがあったりと題材に恵まれていたので、この辺は続いています。もし、「ランサーズ」や「クラウドワークス」で簡単な仕事を受けたり、友達の依頼を聞くなどで目的を作れれば、辞めずに続けられる確率は上がると思います。

スケールが大きすぎない

これはプログラミングでもデザインでもゲームでもそうなんですが、スケールが過剰に大きいものは、何をやってもちっとも変化が無いように思えて苦手です。
制作に関して言うと、大作みたいなのをいきなり作ろうとするとすぐに投げてしまうので、小さく小さく最初は作る必要があります。

上達している実感がある

「上達している」ではなく、「実感がある」というのが割と大事だと思います。出来ないことが出来るようになった(気がする)。それが分かるものは嬉しくなって続けられることが多いです。僕にとってのプログラムのように、確実に上手くなれるとか、上手くなる方法が分かったものは続くと思います。なので、ゲームで言えば基本的にアクションゲームよりもRPGの方が好きです 笑

プログラミングスクールのような環境に身を置くことで、誰かに褒めてもらうことや、自分のレベルを客観的に見てくれる場所を自発的に作ることによって、飽きずに続けられるかもしれませんね。

人の役に立てている実感がある

「実感がある」シリーズその2です。人の役に立てたな~というのが一番幸せであるということです。厳密には、広い意味で自分の好きな人の役に立ててるのが嬉しいという感じで、自分が勉強した分野などはこれを言われやすいので、そっちを役立てていければいいなと思います。

上にも書きましたが「ランサーズ」や「クラウドワークス」で仕事として受ければ、人の役に立ち、自尊心も満たされ、お金も手に入ってwin-winとも言えますね。

コミュニティが楽しい

やっぱりなんだかんだ言って、一緒にいる人が楽しい時は続くし、そうでない場合は終わりやすいです。自分を受け入れてくれたり、自分が助けてあげられたりするコミュニティがあれば、よっぽどのことがない限り趣味として続くと思います。人との関わりって本当に大事です。

まとめ

僕の場合はだいたいこんな感じです。
長く続けることというのは、その人の好きなこと、気持ちいいことが続く環境を作ることに近いです。その環境に身を置く事で、無意識に、楽しみながら自分を高め、結果長く続いていた。というのが理想ですね。何事も楽しくやっていきたいものです。